何故 パッシブ換気床下暖房なのか!
現在の新築は、24時間計画換気が義務付けられています。故に1種~3種の種別で何れかの換気装置が付く訳ですが、基本的にその種別に属さないのがパッシブ換気です。
実際には3種の個別換気を基準法上、設置するのですが使用しなくても良いのです。
その為、動力(モーターなど)が無く、音やメンテナンスのネックが非常に少なく、メリットは多いのです。
建物自体をダクトのような構造にする為、高気密高断熱は当たり前で、更に設定するためのノウハウが必要不可欠、外気取り入れの部材(アースチューブ)の設置管理などは非常にシビアなものです。
故にどこの建築会社でも出来る訳ではないのです。
お客様にデメリットを聞かれますが、図の様に熱の流れがあるということは、音の流れもあるのではと言う懸念がありますが、これは業界全体が気密を追及している以上、パッシブ以外にも内部の音は反響しやすく差が無いこと、また床下やアースチューブ内の環境変化についてのご心配を頂きますが、先日パッシブシステム研究会にて、実績を持っている各社数件(築年数最長10年)スコープで配管内を確認したところほぼ変化がなかったことから、日頃から変化はありませんとご説明していることが立証されました。
建物の耐用年数と同等に機能し続けるこのパッシブ換気床下暖房工法を自信を以てお勧めする…
奥野工務店でした。