これからの家づくり
今回の大震災にて被災された方へ心からお見舞い申し上げます。
東北の大地震・大津波・原発事故など大変な事態になりましたね。 私は家づくりの業者として、今後どのような家づくりをしなければいけないのか? 東北のような事が北海道の冬に発生したとしたら、津波・原発を抜きにちょっと考えてみました。
屋根上には大雪が積もり、外はマイナス10℃前後の状況の中でライフラインが寸断された時に私達の身を守ってくれるのは何だろう。 避難所が近くにあればいいが、毛布だけでは無理ですね。 建物の中に多人数がいて、かつ建物の断熱性能のいい家(北方型ECOプラス)に住んでいたら、マイナス10℃前後でも毛布だけでも生きていけるかもしれない。 又、屋根上の雪が本州の瓦屋根と同じ状況になり重くなりますから、長期優良住宅クラスの耐震性能がなければ危険ですね。 このようなことから、北海道の家づくりでの基本的なものとして断熱性能・気密性能が耐震性と並び、家の基本的不可欠な性能と私は思います。 まず、お金のかけ方で基礎・構造(耐震性込)・断熱・気密に重点をおいた家づくりにしましょう。