手間が増えてでもやる価値がある気密の奥の手②
こんにちは
営業 狩野です。
新型コロナウィルスの勢いが収まる気配がまったく見えないですね。
感染拡大が早く収束してくれることを祈るばかりです。
我家にはちょうど一歳になる娘がおります。
少し前のニュースですが、
山梨で1歳未満の女児が新型コロナウイルスに感染したと発表され
重症で、山梨大付属病院の集中治療室(ICU)で治療を受けている。
両親は感染していないといい、県は感染経路を調べている。
このニュースを夫婦で見たときは
ショックと、自分の娘がもし同じことになったらと考えてしまい
目頭が熱くなりました。
それからというもの妻は、
除菌や掃除を徹底的にしていますが、ここまで長引いてくると私も妻も気疲れストレスが
ピークに近いものを感じます。(何とかストレス発散させてあげたいのですが…..どうしたものか)
皆様も同じかと思いますが
なるべく人との接触は避け、外出自粛でこの危機を乗り切りましょう‼
前座話が長くなってしまいましたが、さて本題‼
「手間が増えてでもやる価値がある気密の奥の手②」
「徹底的に隙間を埋める!!」
(画像の梁(木材)金物(金色)の部分に白い線が見えると思いますが、これが隙間を埋めるひと手間のコーキングになります)
なんだ、そんなことか。簡単でしょどこの建築会社もやっているでしょ?
と思うかもしれませんが。
やっていない会社さんがほとんどだと思います。(少数派ですがやっている会社さんもあるので要確認!!)
正直、奥野工務店に入社して現場を初めて見たときに
「うわ‼奥野工務店の大工さん大変だな~全部の外周部の隙間にコーキングして」
と心の中で思いました。
ほとんどの会社さんがやっていないと言うのには理由があります。
お恥ずかしい話ですが、
私、転職を3回ほどしています。
え?そんなに?と言われてしまうと何も言えないのですが理由があり
私の経歴を少しお話いたします。
①初めての会社は上野にある工務店でしたレ〇〇〇スの下請けや個人住宅を請負う小さな工務店でした。
そこで現場監督を3年していましたが、世にいうブラック企業で、仕事は京成線の始発で出社、帰りは深夜2時
先輩の軽トラでアパートまで送ってもらう。
?????
いつ寝てるの?ってぐらいのブラックで今より体重が〇〇Kg痩せていました(今が太りすぎですが(汗))
いつ倒れてもおかしくはない状況で、夏休みに帰省した時に祖母が一言「おたくさん誰だい?」と言われて北海道に帰ろうと決心‼
(先輩も私が辞めた一年後には辞めて新潟に戻ったそうで今でもフェイスブックでつながっております)
※さすが東京‼さすが本州‼気密断熱なんてあってないようなもの北海道の住宅からみたらプレハブ小屋かと
思うような構造でした。
②札幌の〇〇ホームの本部長に声を掛けてもらい、現場監督として頑張り始め(気密断熱にこだわっていた○○ホーム)数年後、、、、民事再生です、、、、父さんです、、、じゃなかった倒産です。
※気密断熱にこだわっていましたがここまでしていませんでした。(気密シート・気密テープ・ウレタンパネル)
③こうなったら、やけくそだ~‼
現場は経験したから営業力つければ、オールラウンダーになれるんじゃない?!一度経験してみよう‼
(お客様とのお話・お打ち合わせが好きだったので出来‼という思いがあり(笑)
札幌の〇建設の営業として約10年頑張りました。(まだある建築会社ですよ(汗))
内外ダブル断熱や札幌次世代スタンダードレベルも標準でクリアしていたので今まで一番高性能な住宅を作ると
自信をもって営業しておりました(なんせ、我が家を〇建設で建てましたから、そのぐらい自信をもてる高気密高断熱と思っていました、、、、)辞めた理由はひ・み・つです。
※それでもここまでしておりませんでした。(気密シート・気密テープちゃんと施工しているんだから気密はOK、、、、まあ、普通に高気密高断熱をうたっている会社はそうですよね。私も気密の取り方はこれで問題ないと思っておりました。)
もっとわかりやすい画像ありました
天井・壁の気密シート画像(私担当させていただいた現場の画像です)
しかし‼
気密の奥の手①・②があるだけで劇的に変わるのです‼
気密が変わるとどうなるか
・冷気を引っ張るカ所が少なくなるので暖房費用が少なく済む(※高断熱あっての気密です)
(冷気を引っ張る=寒く感じるから暖房温度をあげてしまう)
(隙間(隙間相当面積(C値)は絶対0にはなりません。)
※私は自分がいいものと思ったものしか売れないので(売りたくないので)
自分が良いものと思えないものを売れる人って尊敬します。営業マンの鏡ですね。(苦笑)
私にお会いしたことがある方なら必ず私から言われていると思う言葉を‼
「建替えられるなら、奥野工務店で建替えたいですよ(笑)お金があれば」
そう‼そうなんです‼人間ってすごいですよね。自分が知っているものが一番だと思ってしまうと
周りが見えないのです。上には上があると言うことを、、、、気づいたときには遅し‼
(決して他の会社さんが悪いものを作っているといっているのではありません。良いものを作ることを追及している会社もあると言うことをご自身でしっかり調べてほしいと言っているのです!!
良い建物を建てることを追及している、そう‼奥野工務店で建てていただきたのです‼
(最後は奥野工務店の宣伝になってしまいました))
外皮平均熱貫流率(UA値)の単位はW/m2K。
正直、UA値をよくしようと思えば簡単です。
・窓が小さく少ない家
・トリプルサッシ・や高断熱玄関ドアで外気に触れる物を高断熱仕様品を使う
面積の小さい家を作ればいいのです。
(UA値は数値の計算なのでいくらでも良くなるようできます)
C値(相当すき間面積)
C 値は家を建てた後、現場で測定することによって求められます。室内に圧力をかけることですき間から空気が移動するため、間接的にすき間の割合を推定することができます。
C値は機会を使った測定なので嘘つけがつけません。要注意‼
弊社は第三者、気密測定士に測定をしてもらい、お客様立会いで測定をおこなっております。
自社に気密測定士・立会いなしでの測定、、、、怖いですね~、、、、数値が良くなるよう何度も調整・測定
しているかも、、、、
と言ったところで奥の手その②はここまで
それでは、また‼