コラボレーション (ABOUT US / 奥野工務店の家づくり)

設計デザイン×施工コラボレーション

奥野工務店では外部の設計デザイン会社等とコラボレーションした住宅・非住宅の実績も多数あります。
当社の技術力と対応力を発揮して、高品質な建物の建築を実現。施工先をお探しの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

Collaboration with 山下竜二建築設計事務所

家とガレージと
Title家とガレージと

北海道茅部郡森町在住の建築家、山下竜二さんが設計し、奥野工務店が施工を請け負った住宅です。
場所は、南幌町のみどり野きた住まいるヴィレッジという新興住宅地の一角。
低密度で緑豊かで、おおらかな暮らしを提案しているエリアです。

ここに暮らすのはご夫婦と子ども2人の4人家族。
ご主人は車やバイクをいじるのが趣味で、そのために必要なゆとりのあるスペースと、家の中から車が見えるガレージを希望されていました。
そこで、山下さんは住居棟とガレージ棟とで建物を2つに分ける構成に。
そうすることで断熱性能や耐震性能などそれぞれに見合ったスペックとなり、 コスト削減にもつながったと言います。

住宅は木造2階建てで、延床面積は約46坪。
暮らしの場と趣味を楽しむ場の2つの建物を向かい合わせにすることで、家のどこからでも車を眺められます。
この空間構成により、近隣に暮らす住民や家の前を通る人々の視線も自然に遮ることができ、外からの目を気にすることなく安心感を持って暮らせます。

住居棟
ガレージ

2つの建物の間に配した中庭は透明の屋根を掛け、ルーバードアで壁をつくることで、半屋外的な中間領域としました。
夏は屋根の下でバーベキュー、冬はルーバーに幕をかけることで温室のようになり、一年を通して南幌町の自然を満喫できます。

室内の壁や天井は、すべて構造用合板を現しにしたラフな素材感を楽しむ仕上げ。
UA値は0.28と高い住宅性能を確保しました。
建物の随所に、奥野工務店の施工技術が生かされています。

木をふんだんに用いたガレージでご主人は愛車をいじり、子どもたちは中庭で遊び、奥さんは屋内でくつろぐ。
家族の各々がお気に入りの場所で過ごしながら、なんとなくお互いの様子を感じられる、ひと連なりの住まいとなりました。

ギャラリー

建築家プロフィール

山下 竜二
Ryuji Yamashita

山下 竜二

1988年北海道檜山郡上ノ国町生まれ。一級建築士。
2013年に北海道工業大学大学院建築工学専攻修士課程を修了後、2016年に山下竜二建築設計事務所を設立。
建て主の要望に寄り添った提案で、一般住宅からコミュニティープラザなどの非住宅までさまざまな建物を設計している。

Collaboration with AUBERGE Sondre

小さく過ごす、一棟貸しのキャビン
Title小さく過ごす、一棟貸しのキャビン

旭川市の東側。大雪山から続く緑に囲まれた桜岡エリアに、2棟のキャビン「オーベルジュ ソンドレ」が佇んでいます。
「ここは山小屋をイメージした一棟貸しのオーベルジュです」と話すのは、周囲の森林環境を守る活動や無農薬野菜の栽培などに精力的に取り組んでいるオーナーのKさん。
6,600㎡に及ぶ敷地には、森や大小さまざまな池、道内外の人々から長く愛される「Café Good Life」やロッジが点在し、訪れる人を静かに迎え入れます。

写真やデザインを手がけるクリエイティブ業に携わっていたKさんが、縁あってこの土地を前オーナーから引き継いだのは3年前のこと。
「ソンドレが立つ場所には元々2つの古いキャビンがあり、それをうまく活かせないかと考えていました」と振り返ります。

AUBERGE Sondre 寝室
AUBERGE Sondre 外観
AUBERGE Sondre 内観

自然と調和し、環境への負荷を抑えたコンパクトな建物を目指し、Kさんがデザインを、奥野工務店が施工を担当しました。
Kさんが最もこだわったのは「景観」。
「桜岡は、人の暮らしと山々の間にある“境界”。
自然に囲まれるだけでなく、遠くに街並みが見えることでお客様に安心感をもたらすことができると考えました」と語ります。

Kさんのイメージを奥野工務店が図面に落とし込み、現場で窓の配置を細かく調整。
「細かな要望にも柔軟かつスピーディーに応えていただきました」とKさん。
また、キャビンは将来的に移動の可能性も見据えて、土台に工夫を凝らしています。
「簡易に建てられるキャビンだからこそ、解体や移設のしやすさも大切にしました」と話すのは、奥野工務店の狩野社長。
礎石の上に柱を立てる昔ながらの「礎石建て」を採用したことで、万が一の解体時にも重機で対応しやすく、コストも抑えられます。

内装はKさんご自身がDIY。
余白のある“未完成”のキャビンは、床やウッドデッキには間伐材、壁には珪藻土の塗り壁を採用し、自ら手を加えていきました。
意匠性と堅実な施工が交差して生まれた「オーベルジュ ソンドレ」。
必要最低限にまとめたコンパクトな空間で、宿泊客は自然と寄り添いながらのびやかに滞在しています。

Report by Replan

桜岡リトリートオーベルジュ・ソンドレ

桜岡リトリートオーベルジュ・ソンドレは北海道の食を楽しむための滞在をメインとしたキャビン1棟貸しの宿です。
2棟あるキャビンは「小さな豊かさ」をテーマに、姉妹施設「ロッジノルハイム」の森を育てる過程で生まれた間伐材を余すことなく使い、まるで熟練のキコリが作ったような森の山小屋をモチーフにしました。
大雪山から続く農村の豊かな自然に囲まれていながら、旭川空港(約15分)や市街地(約15分)からはアクセス良好。
小さなキャビンでの滞在は、まるで山籠りをしているかのように、大人になって忘れていたワクワクした体験をお楽しみください。

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