性能 / パッシブ換気 (ABOUT US / 奥野工務店の家づくり)

北海道基準の高性能な家づくり

当社の住宅はすべて、北海道の気候に適した高性能・高品質な家づくりの証である「北方型住宅2020」および「HEAT20 G2」の基準を満たすとともに、「BELS」や「ZEH」にも対応する家づくりを行っています。国が定めた住宅の安全基準や性能基準をクリアし、さらに北海道の気候風土に適した住宅を、それぞれのご家族に合うプランや仕様でご提案しています。時代のニーズに合わせた柔軟な取り組みと、国や北海道で定められた基準の裏付けがあるからこそ、長くお客様に信頼していただける家づくりをご提供できると考えています。

北海道基準の高性能な家づくり

知っておきたい
高性能住宅のコトバ

知っておきたい高性能住宅のコトバ

「北方型住宅2020」は、北海道庁が推進する安心な家づくりへの取り組み。「長寿命」「安心・健康」「環境との共生」「地域らしさ」という北海道の住まいに求められる4つの基本性能を備えた、高性能・高品質な家づくりの証です。また「専門資格者(BIS)による設計・施工」「住宅履歴の情報を保管・活用」「住宅性能の見える化」の3つの仕組みで、建築中はもとより建てた後まで安心です。
さらに現在は、「北方型住宅2020」をベースに、更なる断熱性能の強化、再生可能エネルギーの活用、道産木材の活用などの脱炭素化に資する対策を地域特性等に応じて組み合わせる「北方型住宅ZERO」も創設されています。

4つの基本性能

長寿命
長寿命

ライフステージの変化、居住者の変化にも対応し、世代を超えて引き継がれる高い耐久性と耐用性を持つ住宅。

安心・健康
安心・健康

災害に強く、誰でも安全で健康に過ごすことのできる、暮らしを守る器としての住宅

環境と共生
環境と共生

北国の気候風土に配慮し、あたたかく、環境負荷を低減し、持続可能な社会と暮らしを支える住宅

地域らしさ
地域らしさ

地域の景観に配慮し、地域材、地場産業を積極的に活用することで、日々の暮らしの中で地域らしさを育む住宅

3つの仕組み

専門資格者(BIS)による設計・施工

北国の住まいで最も重要な断熱・気密技術について、確かな設計・施工技術を持つ事業者による家づくり。北海道が認定している優良な住宅事業者「きた住まいるメンバー」が設計・施工するので安心!

専門資格者(BIS)による設計・施工
住宅履歴の情報を保管・活用

住まいの情報を30年間保管し、リフォームや住み替えに活用できます。

住宅履歴の情報を保管・活用
住宅性能の見える化

住宅性能だけでなく、施工者の情報もわかりやすく表示し、説明します。

住宅性能の見える化
※北海道建設部住宅局建築指導課によるパンフレットより引用

「HEAT20」とは、日本の民間団体「20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」が定めた、住宅の断熱性能の基準のこと。これからの家づくりの目安となる、より快適・健康・省エネな暮らしを実現するためのガイドラインです。「HEAT20」は、基準の低いほうから順番に「G1」「G2」「G3」という3段階のグレードに分かれています。近年は住宅性能の目安としてよく使われて、快適さと省エネ性がバランスよく両立できる「G2」が高性能住宅の標準になりつつあります。

グレード 快適さ 光熱費削減 建築コスト 設備のシンプルさ
G1 リビング中心で快適 小〜中(10〜20%節約) 低め 従来通り(各部屋エアコン)
G2 家全体がほぼ快適 中〜大(30〜50%節約) エアコン1〜2台でOK
G3 家全体がとても快適
温度差なし
最大(50〜70%節約) 高め エアコン1台でもOK
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BELS(Building-Housing Energy-efficiency Labeling Systemの略称)は、住宅・建築物の省エネルギー性能を評価・表示する第三者認証制度のこと。平成25年10月に国土交通省によって制定された「非住宅建築物に係る省エネルギー性能の表示のための評価ガイドライン(2013)」に基づき、第三者機関が非住宅建築物の省エネルギー性能の評価及び表示の適確な実施を目的として開始されました。

建築物省エネ法で努力目標としている「省エネ性能の表示・説明」を果たすため、住宅の一時消費エネルギーから算出されるBEI値によって5~1の5段階評価で示すための制度です(新築か既存住宅かは問いません)。さらに平成29年4月から、ZEHの基準を満たした住宅には「ZEHマーク」を表示することが可能になりました。

「省エネ」と「創エネ」の組み合わせにより、住宅の年間の一次エネルギー消費量(対象は暖冷房、換気、給湯、照明で、その他の家電などは含まず)の収支をゼロ以下にする住宅のこと。ZEHを実現するためには、主に以下の4つの条件をクリアする必要があります。

1 住宅の断熱性能を高める
住宅の断熱性能について、省エネ法による「強化外皮基準」より高い水準のZEH基準をクリアすること。「強化外皮基準」は日本全国を8つの地域に区分けし、各地の気候を考慮した基準値が市町村ごとに定められている
2 一次エネルギー消費量を削減する
省エネタイプの設備導入により、省エネ法で定められている基準一次エネルギー消費量から、20%以上の一次エネルギー消費量を削減
3 太陽光発電などの導入
太陽光発電などの創エネができる再生可能エネルギー(容量不問)を導入
4 一次エネルギーの収支を0以下に
再生可能エネルギーを加えて、一次エネルギー消費量の収支を0以下にすること

あなたを快適に包み込む外断熱工法 「ソトダン21」

「ソトダン21」

どういう家づくりをすれば、お客様が本当に満足してくださるのだろう? 長年にわたる試行錯誤の末、当社がたどり着いたのが「ソトダン21工法」です。「ソトダン21工法」は、断熱性能に優れた硬質ウレタンボードで家全体をすっぽりと外側から包む工法です。高断熱・高気密の工法はさまざまありますが、その中でも最高レベルの工法であると自信を持っておすすめしています。

全館暖房でどの部屋も均一した暖かさに保てることで、結露やカビなどの発生が防げ、暖房費も抑えられますし、計画換気で室内の空気は常に清潔。さらに、一生のうちで一番高い買い物といわれる家に見合うだけの耐久性能を備えています。その品質を担保するために建築中に全棟気密測定を行い、独自の住宅性能保証を行っております。

「ソトダン21」

ソトダン21の家 「5つのメリット」

「5つのメリット」
1 高耐久性
断熱材と気密材で家全体を外側からすっぽりと包むことで、これまで、雨・雪・風や暑さ・寒さ・凍結などの影響を受けやすかった基礎・柱・梁などを外部環境から守り、住まいの耐久性を大きくアップ
2 高断熱・高気密
断熱性能に優れた硬質ウレタンボードを使用。さらに気密材を併せて用いることにより、高レベルの断熱性・気密性を実現
3 健康的住空間
断熱性・気密性を高めた空間に加えて、計画換気システムを採用することで、常に新鮮な空気が室内を循環。結露・カビ・ダニなどの発生を防ぎ、健康的な住空間に
4 省エネ効果
家全体を外側から断熱材と気密材ですっぽりと包み込むことにより、各部屋や、天井部と床部の温度差を最低限に抑えられ、省エネ効果が期待できる
5 空間有効利用
基礎・柱・梁の外側に断熱材と気密材を施工するため、通常断熱・気密の施工がされる天井裏・床下空間・壁内空間を、収納などに有効利用できる

温度ムラのない心地よい家を実現する 「パッシブ換気」

「パッシブ換気」

「パッシブ換気」とは、「暖かい空気は上昇する」という自然の原理を利用した「計画自然換気」のこと。当社では、高断熱・高気密という住宅性能を生かし、この自然エネルギーを最大限に活用する計画換気システムを取り入れた家づくりを行っています。

家全体を外側から断熱材・気密材ですっぽり包み込んだうえで、室内の温度差を利用し、地中に埋設された管を通じて新鮮な外気を床下に給気。例えば冬は、地中の熱で温まった外気を更に、床下に設置した放熱器(暖房機)などで温めて、壁内に設けた空気の通り道で対流させます。家中をくまなく循環した暖気は、汚れた空気としてVOCやハウスダストと共に屋外に排出されます。その際温まった空気は、2階天井などに設けた排気口の湿度センサーで保湿制御されるため、適正な湿度は保たれます。

高断熱・高気密住宅でも、暖房や換気の仕組みによっては家のなかに温度のムラが出ることがありますが、パッシブ換気を採用した住宅は、家のどこにいても均一な暖かさと、常に新鮮できれいな空気を保てます。当社では、無垢材をはじめとする自然素材を吟味して用いることで、赤ちゃんからお年寄りまで安全で健康に暮らせる住まいを実現しています。

パッシブ換気アニメーション
パッシブ換気アニメーション
札幌の工務店との家づくり
札幌の工務店との家づくり

パッシブ換気の 「必要条件・住宅性能」

「必要条件・住宅性能」
  • 床下給気であること
  • 室内に空気の上昇と下降のための間仕切り壁と床ガラリがあること
  • 外皮平均熱貫流率(UA値):0.28W/m2K(施工実績平均)※HEAT20 G2レベル
  • 隙間相当面積(C値):0.5cm2/m2以下(住宅性能保証)・0.3cm2/m2以下(施工実績平均)
    ※HEAT20 G2レベル
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